昨晩は雪が降っていたので、山が雪化粧をしていて綺麗。
宿の隣で朝ごはん。定番のお粥。
朝から踊っている人たち。中国ではこんな光景をよく見かける。
荷物を持ってシェアタクシー乗り場へ。今回ここを出発点にして北東方向へ進み、蘭州から帰るのが旅の計画。行きたい街(まだ行っていない街)を数カ所ピックアップしてあり、とりあえずはペマ(非認可ですが)に行きたい。
シェアタク乗り場の近くに宿を変えておいたほうが楽なので(早朝出発だと推測)荷物を持って出たのです。
街のシンボル、ケサル王像。
チベット人が踊っている彫刻。リアル。
建物はチベット風。文字もチベット語が主役。
シェアタク乗り場は旅行人の情報通り、康巴徳格ホテルの辺りのまま。
玉樹は一度地震があり、再建された街なので古い旅行人とは少し変わっているけれど、基本的には同じだった。
ただもう一つ書いてあった「各方面行きのバス、ジープの溜まり場」は行ってみたけれど、もう機能していないと思われる。
シェアタク乗り場で地図を出し、ペマ行きを聞いてみると一人白玉(ペマ方向)へ行くと言うドライバーが。
近くの宿に変わろうと旅行人に載っていた結古寺賓館へ。外国人NGなのか断られてしまった。言葉がわからないのでなぜかはよくわからず。名前が微妙に違ったし何か変わったのかもしれない。
ドライバーが連れて行ってくれた宿へ。小さな民宿(150元)。お父さんもお母さんも中国語を話せても書けないようで、これを通訳として書いてくれるのは可愛い子供。きっとまだ小学生。「問一丁公安」との事で昨日と同じく外国人を泊めるには許可がいると言うことね。それは経験済みです。そして認可されている所に泊まってと言われるのがオチです。
通訳してくれた男の子。
通訳してくれた子の弟と思われる。
結局元の宿、拉布寺賓館に戻った。
ドライバーは漢字が読めないので地図を見せても合点がいかず、フロントで通訳をしてもらいながら話すとガンゼより南の白玉に行くと言っているらしく、そこは私が行きたい方面ではなかった。
バス停へ行ってみる。バス停は街の南にありタクシーで10元。(玉樹では一律10元っぽかったけれど、他の市内からしても高い。)
ペマに行くバスはないけれど、アバ行きが8:30にあると言われる。しかしバス停はここではないらしく違う場所を書かれて、夜に探してみたけれど結局その場所はよくわからなかった。
そんなことをしていると、もう11:00!
観光しなくちゃ!あぁ中国語が話せたら、フロントで全て片付く話しなのに...。
携帯は通じていないし筆談では限界があるので、現地調査が一番正確なのです。
遅くなってしまったけれど観光開始。まずは遠い方の名所、ジャナマニへ。
バスに乗る。1元。乗り換えが必要だったらしく、周りの人に聞くとタクシーに載せられてしまったのでタクシーで。
一周くるりと回る。
お土産やもある。
チベット文化圏でよく売っているバケツに入ったヤクのヨーグルト。買いたいけれど大きすぎる。左の黄色い塊はバター。
雪が降って来た。
あれ?旅行人には6mとか書いてあるけれど、そこまで大きくないなぁと思いながら歩き、二周目。中に入ってみると凄かった!!
こんなに積み上げられているとは!!
圧巻です。
そしていいタイミングで昨日同じ飛行機だった日本人エミちゃんにばったり出会った。わーいラッキー。
こんな所に日本人!まさか会うとは思っていなかったし、昨日空港で近くに座っていたけれど、よくいる私のようなバックパッカーとは違い、スーツケースを持ってちゃんとお化粧をしていたので、完全に中国人に見えていたけれど(笑)、日本人だったのです。後で聞いたら原色の服を着ていた私も漢民族に見えていたらしい。。。そうよね、自分でもそう思いながら着てます。お互い様でした。こんな辺鄙な所に弾丸で来ていて、色々話せて楽しかった。
まるでチョコレートが積んであるかのように見えるマニ石。お経が書かれています。その上を歩くのは憚られたけれど。
お土産やさん。ストラップを買って後日カバンにつけたら、たった1日で落としてしまったらしく無くなっていた。残念。
圧倒的な大きさだったジャマナニに感動し、充分に楽しんだ後は次に近そうな所にある当?寺に行こうとタクシーを拾うつもりが車が止まってくれて行ってくれる事に。
日本人が好きらしく、他にもお寺5つ回ってあげると。
中国語ペラペラなエミちゃん様様でした。
ガソリン代140元だけ私たち持ちで旅行人にも載っていない、コアな所にも行ってもらえて凄く面白かった。
一つ目:まだ新しい(地震後再建したと思われる)当?寺
なんだか中国的な像がどどーんとあった。
パキスタンのような道を走り二つ目:寒(下が貝)巴寺。
ここは凄く良かった。
宿坊が珍しく青色!初めて見た。
ガイドさんが案内してくれる。ドライバーとその友達もとても熱心なチベット仏教徒だった。
チベタンに撮ってもらうと上手じゃない。
ペイント中。
中に一番偉いラマがいて、チベタン二人と一緒にお布施をしてお話を聞いた。
言葉はわからずとも神聖な感じでした。二人の姿勢がとても低くて。
禅古寺。もうタイムオーバーで中は見学できず。
全ての会話の相手をエミちゃんがしてくれていて、結構絡まれていて、親切なんだけれど面倒なところもあったと思うのに完全にお任せしてしまって申し訳ないー。ありがとうでした。車でないと行けないような所、現地の人でないと知らないような所に連れて行ってもらえて感謝です。
散々ご飯&カラオケに誘われていたっぽいけれど、振り切って解散させてもらって一旦休憩で宿へ。
宿の前に停まっていたポン菓子やさん。こんなの大好き。
黄色いコーンのお菓子を購入。ほんのり自然な甘さで美味しかった。
向かいにいた兄弟?(そっくりだった)のお父さんも「なんか買ってー」と言うので物色。
夜ご飯へ。ビールで乾杯!こんな高地だけれど元気なので飲みます。