2日目:廈門→永定(土楼文化村) |
7:00 食事券を貰い、朝ごはんを頂く。
7:30 ホテルの子が制服のまま、長距離バスターミナルまで連れて行ってくれる。感謝。
68番のバスで30分ほどで湖濱長距離バスターミナル到着。
土楼行きのバスは二種類あると言われ、(携帯の翻訳機能を使って会話)
よくわからないけれど、永定まで(62元)を購入。
8:40発。大きなバスにお客は私だけだった。
ドライバーとその奥さん(チケットのモギリ)、それに実は後ろに隠れてその知り合い?が乗っていた。何度かチェック箇所を終えたら普通に座っていた。
アモイのマンション。中国のビルは日本のマンションよりも縦に長い。
景色は一面バナナ畑で南国に来たのだなと実感していた。
豚さんトラック。
3時間半で永定到着。
窓から土楼が見えて感激。異質。アメリカが衛生で発見し、核兵器基地だと勘違いしたと言うのも納得。
前々から見て見たかった客家(はっか)円楼。
去年Fさんから年季の入った旅行人のガイドブックを譲り受けていて、去年の夏にも行こうかと思いつつ国内旅行(甲府と塩尻のワイナリー巡り)に行ってしまい見送りに。
ずっとチャンスを狙っていて今回になった。
旅行人によると、北方で暮らしていた漢民族が南下してきて辿り着いたのが福建省であり、彼らの事を客家(はっか)と呼ぶ。客家とは「よそ者」「お客さん」という意味。先住民からすれば客家は難民で、排するべき存在だった。そこで防衛のため作り出したのが土楼という城塞のような建築。
客家の中にはさらに南下を続けて華僑となり世界各地へ広がって言った人も多いと説明がある。
永定文化村は九寨溝のように一つのテーマパークのようになっていて、ゲートがあった。
ここに入るには90元。3月から4月の中頃はwomen's day らしく女性は半額の45元だった。3.4月生まれだとタダになるらしい。
Ctripから予約しておいた福裕楼(3376円)まで2.5キロ。とりあえずまっすぐ向かう。そういえばバスの中で泊まる所は決まっているのか、うち(土楼)に来ないかと勧誘を受けた。筆談でしか言葉が伝わらなかったし予約してあると伝えたけれど、こういう誘いに乗るのも面白いかもしれない。
気温は16度くらいなんだけど、すごくムシムシしていた。日本の夏を先取りした感じ。
福裕楼
今はここに12家族が住んでいるのだそう。
部屋
宿でお昼ごはんを食べる。黒いのはこの地方の名物料理、下はなんだろう、野菜を煮たもの、上に豚の煮込みが乗っていた。豚はおいしいけれど、下の野菜はフキよりも筋があってあまり食べられなかった。絶対外れないトマトと卵の炒め物は絶品。60元と良いお値段。
のんびり観光へ。
川の対岸からみた福裕楼。趣がある。
かわいい椅子!発想がおもしろい。鼠牛虎兎...。全部あった。
振成楼、これが一番大きいらしく有名。
これこれ。これが見たかったのです。
玉成楼、お酒を作っているらしい。
慶雲楼
井戸端会議が楽しそうで隠し撮り。
中が住んでいる人が少ないのか半分廃墟のようになっていた。
一つの見そびれたけれど、疲れたし雨も降って来たのでまた明日。
客家円楼は世界遺産、文化遺産になっているけれど、実際に人が生活しているので生活感満載。インドやネパール、東南アジアが好きだし露天でご飯食べたりするのも平気だけれど、今回は土間の台所なんかを見て汚いなと思った。湿度があるので、どことなくドブの匂いがしていて不衛生な感じで、一度そう思ってしまうとなかなかモチベーションが上がらなかった。
それに古いのとは別にあんまり掃除がされていない印象を受けたのです。
ネパールは古くてもネパール人は(タマンが特にそう?)掃除好き。土間でも綺麗に掃除がしてあり、清潔な所が多いのです。
夜は灯籠が灯されていい雰囲気に。
宿でお茶のお招き。買わない態度を見せたので、さくっと飲ませてもらって終わった。だって気分はビールだから。写真では伝わらないけれど、ここでも掃除がされていないなー机ふいてなさそうと思ってしまっていた。
宿でご飯。チキンと椎茸の炒め物。青島がおいしい。
明日はどこへ行こう。ここの宿の主人は英語が話せます。
上からの土楼の眺めがすばらしい田螺坑土土楼までは、28キロ、40分、タクシーで200元。(4000円弱)バイタクだと120元。(バイタクはおすすめしないと言われた)それに入場料が100元らしい。
どうしようかな、今日の土楼ですでに満足しているし、わざわざ行かなくてもその辺を歩いていれば土楼は上から見えるしなぁと私のモチベーションは低い。
歩いて行ける場所は無いのかと聞くと、高北土楼群はここから5キロなので歩いて行けそう。
10時には就寝。