11日目: アルチ→レー |
田んぼの中を歩いたりしながら登っていく。
ゴンパの内部は大分痛んでいた。貴重なのになぁ。おばあさんは五体投地をしていた。
アルチゴンパと同じく、中の壁画はカシミールスタイル。顔が洋風で、お絵描きタッチの一筆描きで面白い。
でもよく見ていると、アルチとは描いた人が絶対別だとわかる。昨日写真を撮れなかった鬱憤でここぞとばかりに撮った。
次はドゥクギャリンゴンパへ。
ここは昨日木の掃除をしたところだった。昨日も今日も閉まっていたので中は見学できず。
農作業をしていたおばあちゃんに誘われてお茶を飲みに行く。最後に帽子を被った写真を撮らせて欲しいとお願いしたからか、ルピーと言われた。後にも先にも、お金を請求されたのはここが初めて。10rp渡した。
ヒマラヤ雷鳥、何度かみかけたけど、警戒心が強く、逃げ足が早いので写真はなかなか撮れない。
趣のあるチョルテン
農作業をする時でもこの帽子、役に立たなさそうなんだけどなぁ。
ひなたぼっこ中。何かのお祭りの衣装(帽子)ではなくこれが普段着。
最後はせっかくなのでもう一度、アルチチョスコルへ。
昨日と違って今日は観光客も居なくて静かだった。
こんな古い立派なゴンパだけど、ラマが一人で管理していて、この人がとてつもなく熱心に壁画の説明をしてくれるので、本当に仏教美術の好きな人は、ここに来て、ラマから壁画の説明を受けると面白いと思う。
ゴンパを堪能したあとは、宿代700rp+昨日のお昼ごはん70rp,を払って、お昼頃にアルチを去る。
あぁそろそろお肉が食べたい。もう一週間以上肉にありついていない。もちろん魚も。
また歩きながらヒッチ。
1台目のおじさんはチョスポールまで。
そこから30分程歩いて、レーまで行く車を捕まえられた。ラッキー。1時間ほどでレーへ帰ってきました。100rpを払ってみると、この旅のヒッチハイクで初めて受け取ってくれた。ただいま、レー!
お昼は前から気になっていた、ローカルの汚いお店へ。膨らんでいるのは、油で揚げたパンのようなもの。ピリ辛だけどおいしかった。ピンぼけしてしまった。たったの70rp.
同じ席に座った地元の子とおしゃべり。一度も洗っていない汚いズボンを洗いたいので、替えのズボンを買いたいのと話すと、ローカルのお店(チベタン市場)へ付き合ってくれる。心強い。ありがたい。値段交渉もサクッとしてくれて、欲しかった楽チンパンツを200rpでゲット。
他に欲しいものはと聞かれて、バブー(ラダッキーのおばあちゃんが履いているかわいい靴)と言うと、市場で聞きまくって探し当ててくれた。お店は二件あって、どちらも850rp.ラダックはあんまりぼったりしないのね。後で買うことにする。
ありがとうね、付き合ってくれて。ほんと、助かりました。
後からわかったけど、彼女はアジャースの従姉妹だった。なんて狭いんだ、レー。
初日に仲良くなったアジャースの所へ旅の報告をしに行く。
宿はAがIRFANを交渉してくれて、500rpから400rpになった。ラッキーだ。
アジャースとお茶へ。ちゃんとしたコーヒーが出てくる店で美味しいコーヒーを飲んだ。(基本はチャイなので、コーヒーはインスタントが多い)白人目当てのような綺麗なお店だったけど、ローカルもいく事に驚いた。フライドモモも美味しかった。
宿に帰ろうとすると、日本人に遭遇。一緒にラマユルレストランへ。お腹はすいてないけどパコラを頼んでみた。なんやかんやで、一人旅の日本人が4.5人も集まった。結構いるんだなぁ。地元のパッケ−ジツアーでムプラやパンゴンツォ等に行った人が多かった。良かったらしい。私もまたいつか行こう。