13日目:徳格(デルゲ)ー甘孜(カンゼ) |
5時起床でバス停へ向かい、すぐ近くで朝ご飯。中国でご飯に困る事はない。
バスが出るという事は人が集まるという事。食堂は絶対それに合わせて開きます。ここの小龍包がおいしすぎて、買い足して(ビニール袋に入れられる)バスの中で食べた。出発する前に食べ終わってしまったけれど。
7時発のバスでカンゼ(現地の人はガンズーと言っている)へ戻る。昨日来た時と同じチェーンスモーカーの運転手だった。周りの人も煙草を吸っていてつらかった。
禁煙のバスもあるんだけどなぁ。運転手によりそう。
景色はきれい。
お昼休憩。運転手は昨日も乗っていて顔見知りになっていて親切。停まるとトイレ休憩かご飯休憩だなと予想はつくけれど、ジェスチャーで伝えてくれる。
適当に入った店でご飯。朝の小龍包のほうが断然おいしかった。
ガンゼには15時着。8時間かかってガタガタ道なので体力消耗。でも峠を越える景色はきれいで楽しかった。
一度、鴻福旅館へ荷物を置きに行き、明日の甘孜(カンゼ)から成都まで行くランクルの予約をしに、客引きのいるバス停へ。「ミンティアン、チェンドゥ」(明日、成都)と言うと、一瞬で俺の車に乗れー!とドライバーが大勢集まり、その中から人の良さそうなドライバーとなるべく良い車を選んで、ものの5分で話はついた。30分位かかるかと思っていたので拍子抜け。
ランクルは一番前が500元、真ん中三人が350元、一番後ろのが300元。真ん中の席を300元にしてと言ってみたけれど、300元は一番後ろの席だと言われた。たぶん中国人でも同じこの価格。
ラストミニッツとかはあるかもしれないけど。
ちなみにバスだと246元。ランクルで15時間かかったので、+4.5時間はかかりそう。
350元の窓際の席を口約束で予約。4時に起こすと言われ、電話番号を聞かれたけど電話は無いし、起こされなくても5時に来ると伝えようとしても、伝わらないので、すぐそばにある私の宿へ連れて行く。そこで宿のオーナーの携帯番号を聞いていた。
これで一安心で観光開始。
ガンゼの町の高台にあるゴンパへ。ここは行っておかないと。最後、時間がカツカツになって来た。
町からゴンパへと行く道は家具屋さんの並びで、トントンカンカン音がしている。
良い雰囲気の家が並ぶ。
高台にあるゴンパへと続くつらい階段。標高も3000mを越えているので息切れする。
到着!おー!この旅で一番大きいゴンパかも。
ゴンパの前からはカンゼの町が一望できる。
90元と高い入場料を払って中へ。中は案内してもらえて写真撮影もok。そんな所は珍しいのでここぞとばかりに沢山撮った。
ダライラマ。横から見ると薄い。厚紙なのです。
6時からお経が始まる。このチベット仏教のお経を聞くのは心地よくて大好き。一番前に座らせてもらって、お経の最中の写真も撮って良いよと言う事で。
お経を読み終わった後、子坊主がお味噌汁のようなものを配ったりする時間もあり長い。いくら好きと言っても、寒いし退屈してきたぞ。でも聞きたかったら最後まで聞く覚悟でどうぞ。
トータル1時間半でした。
お経が終わるとご飯を食べていきなよと誘ってくれて、方向音痴なので外が暗くなる前に帰りたいし断ったけど、何度か言ってくれるので結局ごちそうになることに。
大根と牛肉を炊いたもの。おいしかった。
帰りは近くを通りかかったラマが一緒にタクシーに乗せてくれた。